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ワイヤー放電加工による治工具制作

創業のルーツと設備を生かし、型・治具・切削工具の製作にも対応

創業のルーツは切削へのこだわりであり、デリケートな樹脂加工において材質や形状により最適な切削条件の選定、専用治具、専用切削工具を自社開発しております。
そして、2013年からスタートした「ワイヤー放電加工」による製品造りには、従来からあった三菱ワイヤー放電加工機1台に加えて新型の三菱ワイヤー放電加工機3台を導入しプラスチック製品加工と共に弊社の新事業として急成長しています。

ワイヤー放電加工

ワイヤー放電加工機による難削材の微細形状加工

精密な樹脂加工技術を水平展開し、超鋼、ダイヤ、特殊鋼等難削材の工具、金型、対摩冶具等をワイヤ放電加工によって、複雑な形状を弊社独自解析技術で数値化し高精度に切り出します。

コスト面では、研削仕上げに迫る加工精度により下記のような改善例もあります。

自動車ギヤー加工用の刃物改善

従来

改善後

角ブランクより研磨で形状加工

ワイヤー放電加工による精密形状加工

仕上げ研磨

このようにワイヤー放電加工による精密形状加工を加えることによって、加工時間・コストを大幅に削減することができます。

三次元測定機

Process 1

ご指定完成形状図面又は、製作要望の現物を三次元測定機で測定し形状を立体的に数値化します。

図面がなくとも現物合わせでの加工が可能ですのでお気軽にご用命下さい。

CAD

Process 2

数値化された現品形状データから三次元CADで加工プロセス毎にワイヤー加工機の制御データに変換します。

現物を測定したデーターから加工データーにワンタッチで変換します。

また、量産用の専用治具があるため、量産プログラムも容易に作成可能になります。

この写真は弊社社内用溝入加工刃物用の二次元CAD図面です。
通常、図面から形状加工する場合はこのように二次元CADを使用し、現物見本から形状加工する場合は三次元CADを使用します。
また、刃物ノーズRや2番角加工も可能です。

ワイヤー放電加工機

Process 3

高精度なワイヤー放電加工機により、図面又は現物見本に忠実に形状加工します。

そして、火災の心配がないので、NCプログラムによる無人運転が可能となり、夜間の長時間運転を行うことができるため、短納期に対応できます。

1.樹脂加工、アルミ加工用切削治具の製作

2.ゲージ等の製作

3.その他治工具の製作

ワイヤー放電加工機

Process 4

加工された現品は高精度な画像測定器で検査します。

それによって、製作要望の現物と加工した製品との寸法・角度差を数値で確認することができます。

1.製作した現品に図面を添付します。

2.同時に製作した現品の測定結果データーを添付します。

・樹脂、アルミ加工用の超硬工具の製作を1本から短納期で対応いたします。

・特に総形刃物については、加工図面をいただければ最短での納品が可能です。

営業担当者:新規事業開発 営業部長 志村和雄

会社紹介→「切削フォーラム21」より