立旋盤は、横旋盤(普通旋盤)の主軸を垂直にした旋盤です。
正面旋盤(長さに比べて外径の大きな円板状加工物の正面を加工する旋盤)では加工できない大きな重量物または、不釣り合いのある工作物の加工に適しています。
水平な大テーブルに材料を置き、下部にある大歯車により主軸が駆動されるので回転力は強力です。
テーブルに置かれた加工対象物は、横桁上に取り付けられている往復台で加工されます。
中繰り加工もできることから、縦(立)中繰り旋盤とも言われております。
また、大型立旋盤(縦旋盤)は、重量物の加工をするために、自重たわみ等による振動を極力抑え、精度のある大型製品の加工ができるよう主軸を垂直にした旋盤でもあります。
主軸が垂直であることによって刃物の欠け等も起きにくいため、ダイヤモンドバイトを使用すれば面粗度も著しく向上します。
弊社工場では、この立型旋盤のすぐ隣の並びに、3000mm × 1500 mm の加工ができる大型NCルーター「庄田鉄工SPB1-3015」を設置しております。
それは、ご注文いただく製品の加工内容によっては、大型立旋盤と大型ルーターを併用することで、材料費・冶具費削減、納期の短縮等、お客様にとってのメリットもさらに大きくなることが見込まれるからです。
どうぞ、該当する案件がありましたら、一度、私宛にお問合せ下さい。
2017. 4. 7 担当:営業部長 渡辺 貴
プラスチック加工興和では、樹脂板材を切断から曲げ・接着・溶接まで一貫した生産ラインを確立しています。
アクリルケース類、各種装置などの樹脂カバー及びその関連品、ポリカーボネイトの曲げ加工品など、お客様のご要望に合った加工をご提案いたします。